ハイブリッド品種?~他県出身の嫁

福島

25年前、私が福島県に住むようになった頃は、スマホはもちろんケータイもなく、パソコンがある家もほぼなく、当然SNSなるものは存在しなかった。

30才の時、夫の仕事の関係で、南会津に住むことになり、すぐに子どもが生まれた。

一番近い本屋やファミレスまで50キロという南会津で、1日中赤ちゃんと過ごす日々は、それまでの東京生活と違い、恐ろしく緩やかな時間だった。

それまでやったこともなかった家事を、必然的に覚えた時間でもあった。

パンを焼く。ケーキを作る。

近所からいただく野菜で、煮物やスープを作る。

熊や鹿、ウサギの肉も、いただけば調理して食べた。(夫が猟友会の担当だった)

セーターを編み、カーテンも縫った。

親戚も知り合いも一人もいなかった。

結局、子どもが半年くらいになると、育児サークルのようなものに参加するようになり、友達ができていった。私のようなヨソモノが8割くらいのサークルだったと思う。

この存在は、本当にありがたかった。

とにかく「会話する相手がいること」は精神衛生上とても大事なことだった。

2人目が生まれると、お互い預かったりするなど、物理的な協力関係もものすごく助かった。

今の、ヨソモノのお母さんたちはどうしているのだろう。

まずはSNSでつながるのかな。一気に友人の数も増えるし、気が合う人も見つけやすいかもなぁ! でも、子どもを預かってもらったりするのはやっぱり近所の友だよなぁー。

そんなことを思っている時、SNS上でこんな文字を発見!

「私たちはヨソモノだけど、私たちの子供にとってはここが故郷となる。どうせなら胸を張れる故郷にしてあげたいと思う。」

ああー、私とまったく同じ思いの人がいる。

「ヨソモノ嫁って 内外両方の視点を持つ ハイブリッド移住者じゃないですか。」

ふふふ、それも感じるよ~!

ハイブリッドとは「異種のものを組み合わせたもの」でもあるけど第一義的には「雑種」。

そう、まさに、わたしたちヨソモノ嫁は「複眼的な目を持つ雑種!」かもしれない。

雑種は強い!(笑)

そういえば、先日プロ野球選手を引退した上原浩治さんが「雑草魂」という言葉を使ってた。

私たちヨソモノ嫁も雑草魂で福島を楽しくたくましく生き抜こう!

コメント