2か月ぶりに授業が始まりました。しかも新入生。
学ぼう!学びたい!という気持ちがこっちにまで伝わってきて、一気に2か月のブランクが埋められていくようです。ありがたい!可愛い!うれしい!
地理は社会科に属する科目だけれど、最初は地球そのものの学習をするのでちょっと理系っぽいです。
ここをいかに面白がってもらうかは本当に大事だと、あの手この手で「驚き」を伝えることにしています。
例えば日照時間の話。
帯広と福島と那覇の日の出・日の入り時刻を調べてみる。
今日(5/23)の場合、
帯広 3:56 – 18:51
福島 4:21 – 18:47
那覇 5:38 – 19:13
どうですか? 日本は案外大きな国だな、と思いませんか? そして、北海道の日照時間の長さにちょっとびっくりしますよね。
そこから、地球の自転や公転、傾きの話に入っていきます。
来週からは大地形を学びます。タイミングよいことに(いや、そんなことを言ってはいけません!とても不安なことに!)ここのところ地震が頻発しています。そしてそれは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートや北米プレートを押しているからだといわれています。

日本は、東日本が北米プレートに、西日本がユーラシアプレートに乗っています。そこに割って入るように、フィリピン海プレートが向かってきています。けっこう元気なプレートです。
この3つのプレートのせめぎあいで、富士山ができたり、南海トラフ地震が起こったりするわけですね。
最近頻発している地震は、このプレートの動きに関係しているというニュースが流れてきています。
これは授業の導入ネタには最高です。
緊張感があります。
でも、本当に今そんな大地震が来たら、と想像すると、恐ろしくなります。
地球は何かに怒っているのでしょうか。
だとしたら、「人間」かもしれませんね。地球の包容力を超えた人間の活動に、ウイルスに警鐘を鳴らさせているのかもしれません。
最近空がクリアになった(空気がきれいになった)国や地域がたくさんあるそうです。
私たちも地球の声に耳を傾け、地球を慈しみながら、生活する必要があるのでしょうね。
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