人はこうして追い込まれるのかな。
持続化給付金を申請してから2ヶ月以上が経つけれど、今の状況はまだ「審査中」。記録として経過を書いておきます。(水色がルーターズのアクション。グレーが持続化給付金事務局の対応)
電子申請(9/8)
→時間がかかるとの連絡(9/20 メールにて。すでに申請から2週間近く経ってますけど。しかも、ただ「時間がかかる」というだけの、理由がよくわからないメールです。)
→申請書類訂正依頼(9/29 メール) 今頃?
→電話で相談(9/29) 一旦取り下げて再申請した方が良いと指導され、そうすることにする。すでに20日も経ってるのに・・・涙
→取り下げ申請(9/30)
→取り下げ申請したにもかかわらず「書類不備による訂正依頼」が10/5,11,16,21と立て続けに届く!怖。どんだけ追い込むんだよ〜怒
→その間に仙台の中小企業庁やサポート会場に相談。ここはいずれも丁寧。気を取り直して待つことにする!
→取り下げ依頼がいきなり届く(11/3)。9月にしてある!っつーの、と怒りつつ電話で説明。すでに取り下げてから1ヶ月以上過ぎてますけど。
→取り下げ完了の連絡(11/4)
→すぐにサポート会場で再申請(11/4) 2時間半かかりました。
→書類不備の連絡(11/10午前) 。サポート会場で作ってもらったのに・・・また不備?。その指示内容は、まるで「書類偽造の指導」だったので「それをやったら私が罪になりませんか?怒」と反論、20分間やり取りの末、「上席」さんが謝罪、書類の再作成の内容をお互い確認。
→書類を再作成し、送付(11/10 午後)
→またまた書類不備の連絡(11/12午前) またですか?とのやり取り。11/10の記録を確認してください!と言うと「記録がない」とのこと!。こちらも録音はしていないけれど、電話の履歴は少なくとも残っています!!!と反論。すると謝ってくれましたが、「とにかくこの部分は直してもらわないと!」とのこと。
→書類を言われる通り訂正し、送付(11/12 14時)
→「未記入の項目があります」の連絡(11/12 16時確認)またかよ〜涙
→確認の電話を入れる。「問題はないはずですが、とにかくお待ちください」とのこと。もう、怒りを通り越して涙が出てくる。
そして、今でも「審査中」です。すでに最初の申請から2ヶ月以上が経過しています。
私たちルーターズは、福島県の委託事業をここ3年継続して受託しており、今年度も随意契約でこの事業を受けることになっていました。
しかし、コロナ感染拡大により、契約が遅れに遅れ(もちろんその間もそれ用に人を雇用していたにもかかわらず)、
結果的に9月になって「今年は事業を行わない」と言われてしまいました。
そこから慌てて、「持続化給付金」の申請を行いました。このままでは人件費の支払いがままならなかったためです。
しかし、結果的にこの2ヶ月、時間的にも、いやそれ以上に精神的に「持続化給付金事務局」に振り回されました。
このシステムの問題は
1「問い合わせ」ができない。問い合わせ先に電話を掛けても「こちらではわからないんです。とにかくお待ちください。こちらからマイページに連絡がいきます。」の一点張り。挙げ句の果てには「パソコンができないのですか?」と聞かれる始末。パソコンで埒が明かないから電話しているのに。
2「NPO法人も対象なのに、そのシステムが適合していない」そっちが構築したシステムに合わせて申請しているのに、やたら「訂正」を求められるのは、NPOの運営にマッチしていないシステムだから。
大袈裟かもしれないけれど、「国」という本来国民を守ってくれるはずの組織に、ストレスを掛けられ続けている気分です。
もちろん悪意を持って「不正受給」を狙う人や組織があり、それを防ぐことが大事でしょう。そのためには想定以上に時間がかかることや追加書類を求められることもあると思います。
しかし、その前に、「困っている人や組織を緊急に支援する」というのがこの給付金の目的のはずです。だとしたら、「人間」が「人間」として向き合って欲しいのです。
「国」の提供する支援システムに向き合うことで、かえってその壁の大きさに絶望する人が生まれるのではないか、それを心配します。
まあ、人の心配をしている余裕はないのです^^;
私たちルーターズの申請が無事通りますように!
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