Sports Volunteer Festival 2020 in Fukushima①

コロナウイルス

コロナは手強い、と今さらながら感じるこの頃。

福島では、感染者の報告がしばらくなされていないけれど、東京や世界の数字を見ると、「簡単ではないな」と思わざるを得ない。

少しずつイベントに関する規制も緩められているとはいうものの、いろんな人の意見を聞いていると、結局「やめておこうか」となってしまう感じ。スポーツイベントもかなり減っているし、ましてやスポーツボランティアの要請はほとんどなくなっている。

本当なら、今頃は東京2020オリンピック・パラリンピックの直前で、日本中大騒ぎだったはずだ。半年前までは、いや、3〜4ヶ月前までは疑いなく、そう思っていたのに・・・。

地球はそろそろ定員オーバーだという感覚は、地理を長年教える中で、強烈に持っていた。そろそろ人間という種が住みにくい星になるのでは?、そうでなければ、地球が人間に破壊されてしまうから。そんな感覚が、特に地球温暖化を通して、あった。

でも、まさか、ウイルスによって、これほどまでに急激な変化が起ころうとは。

私たちは、「スポーツボランティア」というかなり限定された分野について取り組んでいるNPOだが、スポーツはどんどん隆盛していくものと疑いなく思っていた。

しかし、世の中は想像を絶する勢いで変化している。

私たちは、「オリンピック」終了時に、そこで活躍したボランティアに感謝を伝え、交流する場として「後夜祭」を計画していたが、肝心のオリンピックが延期となった。

私たちは、この計画を一から見直すことにした。

私たちが目指していたのは、単純に「スポーツボランティアのお祭り」をすることではない。

東京オリンピック・パラリンピックが決まった時、世界中の人が「Fukushimaが心配だ」としたことが出発点だ。そしてその五輪は「復興五輪」とも名付けられた。

福島の、イチNPO団体が「ボランティアの後夜祭を」という図々しいともいえる提案を言い出したのは、「福島のリアルな姿、魅力を、東京五輪を作り上げるボランティア11万人によって世界に発信してもらいたい」と思ったからだ。五輪は、間違いなく出発点だった。

コロナウイルスによって、今年、その機会は失われたが、かといってFukushimaに対する世界の人々の見方が変わってはいないだろう。

だとしたら、私たちがやるべきことはなくなっていない。

スポーツボランティアの皆さんに感謝を伝え、交流する場を、被災地と呼ばれるエリアに作りたい。そこで、できることなら毎年、感謝の集いを開催していきたい。

そしてその「場」はJヴィレッジしかないだろう。

そんな思いで、引き続き、今年も何かできることをしていこうとしている。

オリンピックの後夜祭ではなく、

Sports Volunteer Festival in Fukushima

として。

(つづく)

会津磐梯山

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